Direction

(PWS4 IIS4 IIS5)
Direction — Parameter が、入力パラメータ、出力パラメータ、または入出力両方のパラメータを表しているか、あるいは、ストアド プロシージャからの戻り値であるかを示します。

構文

object.Direction = value

パラメータ

object Parameter オブジェクトを指定します。
value オブジェクトの入出力方向

以下の値が value パラメータ文字列として認識されます

定数 内容
adParamUnKnown 0 パラメータ方向不明
adParamInput 1 入力パラメータ(デフォルト)
adParamOutput 2 出力パラメータ
adParamInputOutput 3 入出力パラメータ
adParamReturnValue 4 戻り値

設定値と戻り値

ParameterDirectionEnum の値を設定します。また、値の取得も可能です。

説明

プロシージャとのパラメータのやり取りの方法を指定するには、Direction プロパティを使います。Direction プロパティは読み取り/書き込み可能になっています。そのため、この情報を返したり、指定できないプロバイダを使用するときでも、パラメータ情報の取得のために ADO がそれ以上プロバイダを呼び出さないようにすることができます。

プロバイダの中には、ストアド プロシージャのパラメータの入出力の方向を確認できないものがあります。この場合は、クエリを実行する前に Direction プロパティを設定します。