OpenTextFile
(PWS4 IIS4 IIS5)
OpenTextFile — 指定したファイルを開き、開いたファイルの読み取り、または追加書き込みに使用できる TextStream オブジェクトを返します。
構文
object.OpenTextFile (filename [, iomode [, create[, format ]]])
パラメータ
- object
- FileSystemObject オブジェクトを指定します。
- filename
- 作成するファイルの名前を表す文字列式を指定します。
- iomode
- 省略可能です。
以下の値が iomode パラメータ文字列として認識されます
定数 値 内容 ForReading 1 ファイルを読み取り専用として開きます。このファイルには書き込むことができません。 ForWriting 2 ファイルを書き込み専用として開きます。 ForAppending 8 ファイルを開き、ファイルの最後に追加して書き込みます。 - create
- 省略可能です。
引数 filename で指定したファイルが存在しなかった場合に新しいファイルを作成するかどうかを示すブール値を指定します。
新しいファイルを作成する場合は真 (true) を、ファイルを作成しない場合は偽 (false) を指定します。省略した場合、新しくファイルは作成されません。 - format
- 省略可能です。
開くファイルの形式を示す値を指定します。
省略した場合、ASCII ファイルとしてファイルが開かれます。以下の値が format パラメータ文字列として認識されます
値 内容 TristateTrue ファイルを Unicode ファイルとして開きます。 TristateFalse ファイルを ASCII ファイルとして開きます。 TristateUseDefault システム デフォルトを使ってファイルを開きます。
戻り値
File オブジェクトを返します。
説明
ファイルを開きます。
例
JScript
1 2 3 4 5 6 | var fs, a, ForAppending; ForAppending = 8; fs = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject"); a = fs.OpenTextFile("c:\\testfile.txt", ForAppending, false); ... a.Close(); |
VBScript
1 2 3 4 5 6 7 8 | Sub OpenTextFileTest Const ForReading = 1, ForWriting = 2, ForAppending = 8 Dim fso, f Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") Set f = fso.OpenTextFile("c:\testfile.txt", ForWriting, True) f.Write "Hello world!" f.Close End Sub |