(PWS4 IIS4 IIS5)
OpenSchema — プロバイダからデータベースのスキーマ情報を取得します。
Set recordset = connection.OpenSchema (QueryType, Criteria, SchemaID)
パラメータ
QueryType |
実行するスキーマ クエリの種類を表す SchemaEnum 値を指定します。 |
Criteria |
省略可能です。SchemaEnum の指定に従って、各 QueryType オプションのクエリ制約の配列を指定します。 |
SchemaID |
OLE DB の仕様に定義されていない、プロバイダ スキーマのクエリの GUID (グローバル一意識別子) を指定します。QueryType が adSchemaProviderSpecific に設定されている場合に、このパラメータを指定する必要があります。それ以外の場合は、このパラメータは使用しません。 |
戻り値
スキーマ情報を含む Recordset オブジェクトを返します。Recordset は、読み取り専用の静的カーソルとして開かれます。Recordset に表示される列は、QueryType によって決まります。
説明
OpenSchema メソッドは、データ ソースに含まれるテーブル、テーブルに含まれる列、サポートされているデータ型など、そのデータ ソースの内容に関する情報を返します。
QueryType 引数は、返される列 (スキーマ) を示す GUID です。OLE DB の仕様には、すべてのスキーマの一覧があります。
Criteria 引数は、スキーマ クエリの結果を制限します。Criteria は、結果の Recordset で、該当する列のサブセット (“制約列”) に表示する値の配列を指定します。
プロバイダが独自に定義しているOLE DB 仕様以外の非標準スキーマ クエリを指定する場合は、QueryType 引数に adSchemaProviderSpecific 定数を使用します。この定数を使用する場合は、SchemaID 引数に、実行するスキーマクエリの GUID を指定する必要があります。QueryType が adSchemaProviderSpecific に設定され、SchemaID が指定されていない場合は、エラーが発生します。
プロバイダは、すべての OLE DB 標準スキーマ クエリをサポートする必要はありません。OLE DB の仕様では、adSchemaTables、adSchemaColumns、および adSchemaProviderTypes のみが必要とされます。ただし、これらのスキーマ クエリでは、プロバイダは Criteria の制約をサポートする必要はありません。
RDS での使用 OpenSchema メソッドは、クライアント側の Connection オブジェクトでは使用できません。