(PWS4 IIS4 IIS5)
Open — データ ソースへの接続を開きます。
connection.Open ConnectionString, UserID, Password, Options
パラメータ
ConnectionString | 省略可能です。接続情報を含む文字列型 (String) の値を指定します。 |
---|---|
UserID | 省略可能です。接続を確立するときに使用するユーザー名を含む、文字列型 (String) の値を指定します。 |
Password | 省略可能です。接続を確立するときに使用するパスワードを含む、文字列型 (String) の値を指定します。 |
Options | 省略可能です。このメソッドが、接続が確立された後 (同期) と確立される前 (非同期) のいずれで終了するかを決定する ConnectOptionEnum 値を指定します。 |
説明
Connection オブジェクトで Open メソッドを使うと、データ ソースへの物理的な接続を確立できます。このメソッドが正常に終了すると、接続が有効になり、この接続に対してコマンドを実行し、その結果を処理することができます。
ConnectionString 引数は、セミコロンで区切られた一連の “引数 = 値” のステートメントから成る接続文字列を指定するか、または URL で識別されるファイルまたはディレクトリのリソースを指定する場合に使用します。ConnectionString プロパティは、ConnectionString 引数の値を自動的に継承します。したがって、Connection オブジェクトを開く前に ConnectionString プロパティを設定するか、または Open メソッドの呼び出し時に ConnectionString 引数を使って現在の接続パラメータを設定または上書きします。
ConnectionString 引数にユーザーおよびパスワードの情報を指定し、同時に UserID 引数と Password 引数も指定した場合は、UserID 引数と Password 引数に指定された値が ConnectionString 引数に指定された値より優先されます。
開いている Connection オブジェクトでの操作が完了したら、Close メソッドを使って関連するすべてのシステムリソースを解放します。オブジェクトを閉じてもメモリからは削除されないので、そのオブジェクトのプロパティ設定を変更し、Open メソッドを使ってもう一度開くことができます。オブジェクトをメモリから完全に削除するには、オブジェクト変数に Nothing を設定します。
RDS での使用 クライアント側の Connection オブジェクトで Open メソッドを使用する場合、その Connection オブジェクトで Recordset が開かれるまで、サーバーへの接続は確立されません。