CopyFile

(PWS4 IIS4 IIS5)
CopyFile — ファイルを別の場所へコピーします。

構文

object.CopyFile ( source, destination[, overwrite] )

パラメータ

object
FileSystemObject オブジェクトを指定します。
source
コピー元のファイルを指定します。
destination
コピー先のファイルを指定します。
overwrite
オプションのパラメータ overwrite に FALSE が指定された場合、ファイルを上書きしません。デフォルトは TRUE です。

戻り値

値を返しません。

説明

ファイルをコピーします。
ワイルドカード「*」を使用することができます。
ワイルドカード文字は、引数 source に指定する最後の構成要素内でのみ使用できます。

引数 source にワイルドカード文字を使用したとき、および引数 destination がパスの区切り文字 (\) で終わっているとき、引数 destination には既存フォルダを指定したと判断され、条件に一致するファイルがそのフォルダ内へコピーされます。それ以外のときは、引数 destination には作成するファイルの名前を指定したと判断されます。いずれの場合も、コピーされる各ファイルで発生する処理の実行は 3 種類あります。

* 引数 destination に指定したファイルが存在しない場合、引数 source に指定したファイルがコピーされます。これが通常の場合です。
* 引数 destination に指定したファイルが存在する場合、引数 overwrite に偽 (false) を指定しているとエラーが発生します。真 (true) を指定していると引数 source に指定したファイルがコピーされ、既存ファイルは上書きされます。
* 引数 destination がディレクトリの場合、エラーが発生します。

引数 source でワイルドカード文字を使用した指定がどのファイルとも一致しなかった場合も、エラーが発生します。CopyFile メソッドは、最初のエラーが発生した時点で処理を中止します。エラーが発生するまでに行った処理を取り消したり元に戻したりする処理は一切行われません。

JScript

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fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
fso.CopyFile ("c:\\mydocuments\\letters\\*.doc", "c:\\tempfolder\")
[VBScript]
FileSystemObject.CopyFile "
c:\mydocuments\letters\*.doc", "c:\tempfolder"