プログラムのポイントとして、ある条件を満たす場合の処理と満たさない場合の処理を切り分けていくことがあります。
ASPでのIF文の記述方法を説明します。
「もし○○なら、○○をする」というように条件によって処理を切り替える際には、Ifステートメントを使用します。
「Else」をつける事で条件に満たさないときの処理を記述します。
分岐させたい条件がいくつかある場合は、Select Caseステートメントを使って条件分岐させるとコードが見やすくなります。
If Then
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 | <%@ Language=VBScript %> <html> <head> <titile>条件分岐</title> </head> <body> <% i = 1 If i = 1 Then Response.Write "iは1です。" ElseIf i = 2 Then Response.Write "iは2です。" Else Response.Write "iは1と2以外です。" End If %> </body> </html> |
Select Case
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 | <%@ Language=VBScript %> <html> <head> <titile>条件分岐</title> </head> <body> <% i = 1 Select Case i Case 1 Response.Write "iは1です。" Case 2 Response.Write "iは2です。" Case Else Response.Write "iは1と2以外です。" End Select %> </body> </html> |
上記の2つの例は同じ結果を表示します。
条件が多い場合はSelect文の方が可視性にすぐれるため、状況に応じて使い分けましょう。
If文を省略記述する
論理型の値を条件にする事で省略記述する事が可能です。
論理型は「True」と「False」を判断条件として使える便利なデータ型です。たとえばユーザー名はデータベースにあるか?「True」or「False」などの使い方があります。 数値の0、null(ヌル)、Falseが「False」として扱われ、数値の1とTrueが「True」として扱われます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 | <%@ Language=VBScript %> <% boolean = True If boolean Then Response.Write "booleanはTrueです。" ElseIf Not boolean Then Response.Write "booleanはFalseです。" End If %> |