LockType

(PWS4 IIS4 IIS5)
LockType — 編集時にレコードに適用されるロックの種類を示します。

構文

object.LockType

パラメータ

object
Recordset オブジェクを指定します。

設定値と戻り値

LockTypeEnum の値を設定します。また、値の取得も可能です。既定値は adLockReadOnly です。

説明

プロバイダが Recordset を開くときに使用するロックの種類は、Recordset を開く前に LockType プロパティで指定します。開いている Recordset オブジェクトで使っているロックの種類は、このプロパティを取得すれば確認できます。

プロバイダによってはすべての種類のロックをサポートしていないものもあります。要求した LockType の設定値がサポートされていない場合、ほかの種類のロックに置き換えられます。Recordset オブジェクトで実際に使用可能なロック機能を調べるには、adUpdate と adUpdateBatch を使って Supports メソッドを呼び出します。

CursorLocation プロパティが adUseClient に設定されている場合、adLockPessimistic 設定はサポートされません。サポートされていない値を設定してもエラーにはなりませんが、サポートされる LockType のうち、最も近いロックが使用されます。

LockType プロパティは、Recordset が閉じている場合は読み取り/書き込み可能になっていますが、開いている場合は読み取り専用になります。

RDS での使用 クライアント側の Recordset オブジェクトで使う場合、LockType プロパティは adLockBatchOptimistic にのみ設定できます。

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