(PWS4 IIS4 IIS5)
Name — オブジェクトの名前を示します。
設定値と戻り値
オブジェクトの名前を示す文字列型 (String) の値を設定します。また、値の取得も可能です。
説明
Name プロパティを使って、Command、Field、Parameter、または Property オブジェクト名を設定または取得します。
値は Command オブジェクトでは読み取り/書き込み可能になり、Property オブジェクトでは読み取り専用になります。
Field オブジェクトの場合、Name は一般には読み取り専用です。ただし、Record の Fields コレクションに追加された新規 Field オブジェクトの場合、Field の Value プロパティが指定されていて、データ プロバイダが Fields コレクションの Update メソッドを呼び出して新規 Field の追加に成功した場合に限り、Name は読み取り/書き込み可能になります。
Parameters コレクションに追加されていない Parameter オブジェクトでは、Name プロパティの属性は読み取り/書き込み可能になっています。追加された Parameter オブジェクトとその他のオブジェクトでは、Name プロパティは読み取り専用です。名前はコレクション内で一意でなくてもかまいません。
オブジェクトの Name プロパティは、その序数参照で取得することができ、その後は、その名前で直接オブジェクトを参照できます。たとえば、 rstMain.Properties(20).Name で Updatability を取得すると、次からはこのプロパティを rstMain.Properties(“Updatability”) で参照できます。