(PWS4 IIS4 IIS5)
CursorType — Recordset オブジェクトで使用されるカーソルの種類を示します。
構文
object.CursorType = value
パラメータ
object | Recordset オブジェクトを指定します。 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
value | カーソルタイプ
以下の値が value パラメータ文字列として認識されます
|
設定値と戻り値
CursorTypeEnum の値を設定します。また、値の取得も可能です。既定値は adOpenForwardOnly です。
説明
CursorType プロパティでは、Recordset オブジェクトを開くときに使うカーソルの種類を指定します。
CursorLocation プロパティに adUseClient が設定されている場合は、adOpenStatic の設定だけがサポートされます。サポートされていない値が設定された場合でも、エラーは発生しません。サポートされている CursorType のうち、一番近い値で代用されます。
プロバイダが要求したカーソルの種類をサポートしていない場合は、ほかのカーソルの種類が返ります。Recordset オブジェクトが開いているときには、CursorType プロパティは実際に使用されているカーソルの種類に合わせて変更されます。返されたカーソル特有の機能を調べるには、Supports メソッドを使用します。Recordset を閉じると、CursorType プロパティは元の設定値に戻ります。
CursorType プロパティは、Recordset が閉じている場合は読み取り/書き込み可能で、開いている場合は読み取り専用になります。
RDS での使用 クライアント側の Recordset オブジェクトで使用する場合、CursorType プロパティは adOpenStatic にのみ設定できます。