(PWS4 IIS4 IIS5)
EditMode — カレント レコードの編集ステータスを示します。
構文
object.EditMode = value
パラメータ
- object
- Recordset オブジェクを指定します。
戻り値
EditModeEnum 値を返します。
説明
ADO は、カレントレコードに関連付けられた編集バッファを使います。このプロパティは、このバッファに対して変更が加えられたかどうか、または新規レコードが作成されたかどうかを示します。カレント レコードの編集状態を調べるには、EditMode プロパティを使います。編集プロセスが中断された場合に保留中の変更があるかどうかを確認して、Update または CancelUpdate メソッドを使用する必要があるかどうかを判定できます。
さまざまな編集条件における EditMode プロパティの詳細な説明は、AddNew メソッドを参照してください。
Delete メソッドの呼び出しで、レコードまたはデータ ソースのレコードが正しく削除されなかった場合 (参照整合性違反など)、Recordset は編集モード (EditMode = adEditInProgress) のままになります。これは、カレント レコードから移動する (たとえば Move、NextRecordset、Close などを使用する) 前に、CancelUpdate メソッドを呼び出す必要があることを意味します。
注意 EditMode ではカレント レコードがないと有効な値は返されません。EditMode では、BOF または EOF が TRUE の場合、あるいはカレント レコードが削除された場合にだけエラーが返されます。