Source

(PWS4 IIS4 IIS5)
Source — Recordset オブジェクトのデータ ソースを示します。

構文

object.Source

パラメータ

object
Recordset オブジェクを指定します。

設定値と戻り値

文字列型 (String) の値または Command オブジェクトへの参照を設定します。Recordset のソースを表す文字列型 (String) のみが返されます。

説明

Recordset オブジェクトのデータ ソースを指定するには、Source プロパティを使います。Source プロパティには、Command オブジェクト変数、SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはテーブル名を設定できます。

Source プロパティを Command オブジェクトに設定すると、Recordset オブジェクトの ActiveConnection プロパティは指定された Command オブジェクトの ActiveConnection プロパティの値を継承します。ただし、Source プロパティを読み込んでも Command オブジェクトは返されず、代わりに Source プロパティで設定した Command オブジェクトの CommandText プロパティが返されます。

Source プロパティが SQL ステートメント、ストアド プロシージャ、またはテーブル名の場合、Open メソッドを呼び出して適切な Options 引数を渡すことにより、パフォーマンスを最適化することができます。

Source プロパティは、Recordset オブジェクトが閉じている場合は読み取り/書き込み可能になり、開いている Recordset オブジェクトでは読み取り専用になります。