Source

(PWS4)
Source — Record で表されるデータ ソースまたはオブジェクトを示します。

構文

object.Source

パラメータ

object Record オブジェクトを指定します。

設定値と戻り値

Record が表すエンティティを示す文字列型 (String) の値を設定します。また、値の取得も可能です。

説明

Source プロパティは、Record オブジェクトの Open メソッドの Source 引数を返します。絶対 URL または相対 URL の文字列を格納します。絶対 URL では、ActiveConnection プロパティを設定せずに Record オブジェクトを直接開くことができます。この場合、暗黙の Connection オブジェクトが作成されます。

Source プロパティには、開いている Recordset に対する参照も格納できます。この参照では、Recordset の現在の行を表す Record オブジェクトが開かれます。

また、Source プロパティには、プロバイダから 1 つのデータ行を返す Command オブジェクトへの参照も格納することができます。

ActiveConnection プロパティも設定するときは、接続範囲内にあるオブジェクトを Source プロパティで指定します。たとえば、ツリー構造の名前空間では、Source プロパティに絶対 URL が指定されている場合、接続文字列内の URL で指定したノードの適用範囲内にあるノードを指定している必要があります。Source プロパティに相対 URL が指定されている場合、ActiveConnection プロパティで設定されたコンテキスト内で有効となります。

Source プロパティは、Record オブジェクトが閉じているときは読み取り/書き込み可能になり、Record オブジェクトが開いているときは読み取り専用になります。