CreateObject

(PWS4 IIS4 IIS5)
CreateObject — サーバー コンポーネントのインスタンスを作成します。

Server.CreateObject ( progID )

パラメータ
progID 作成するオブジェクトの種類を指定します。
progID の形式は [Vendor.]Component[.Version] です。

説明

CreateObject メソッドは、サーバー コンポーネントのインスタンスを作成します。コンポーネントに OnStartPage メソッドと OnEndPage メソッドが実装されている場合は、この時点で OnStartPage メソッドが呼び出されます。

特に指定しない限り、Server.CreateObject メソッドで作成されたオブジェクトはページ スコープを持ちます。つまり、これらのオブジェクトは、サーバーが現在の ASP ページの処理を完了した時点で自動的に破棄されます。
セッション スコープまたはアプリケーション スコープを持つオブジェクトを作成するには、Global.asa で

例1.CreateObjectの例

次の例は、サーバーのスクリプトの処理時間が 100 秒を超えた場合に、スクリプトをタイムアウトとして終了します。

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<% Set Session("ad") = Server.CreateObject("MSWC.AdRotator")%>

また、変数を Nothing に設定するか、または下の例のように新しい値を設定することで、オブジェクトを破棄することもできます。1 番目の例ではオブジェクト ad を解放しています。2 番目の例では ad を文字列に置換しています。

1
2
<% Session("ad") = Nothing %>
<% Session("ad") = "some other value" %>

組み込みオブジェクトと同じ名前のオブジェクト インスタンスは作成できません。たとえば、次の例はエラーを返します。

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<% Set Response = Server.CreateObject("Response") %>

ADO Connectionオブジェクト も参照ください。