FileSystem

(PWS4 IIS4 IIS5)
FileSystem — 指定されたドライブに使用されているファイル システムの種類を返します。

構文

object.FileSystem

パラメータ

object
Drive オブジェクトを指定します。

戻り値

ドライブのファイルシステムを文字列で返します。

説明

取得される可能性のある種類には、FAT、NTFS、CDFS があります。

JScript

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function ShowFileSystemType(drvPath)
{
   var fso,d, s;
   fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
   d = fso.GetDrive(drvPath);
   s = d.FileSystem;
   return(s);
}

VBScript

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Function ShowFileSystemType(drvspec)
   Dim fso,d
   Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
   Set d = fso.GetDrive(drvspec)
   ShowFileSystemType = d.FileSystem
End Function

DriveType

(PWS4 IIS4 IIS5)
DriveType — 指定されたドライブの種類を示す値を返します。

構文

object.DriveType

パラメータ

object
Drive オブジェクトを指定します。

戻り値

ドライブの種類を示す値を返します。

説明

指定されたドライブの種類を示す値を返します。
ハードディスクやネットワークドライブなどを表す値が返されます。
このプロパティは読み取り専用です。

JScript

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function ShowDriveType(drvpath)
{
   var fso, d, s, t;
   fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
   d = fso.GetDrive(drvpath);
   switch (d.DriveType)
   {
      case 0:t = "不明"; break;
      case 1:t = "リムーバブル ディスク"; break;
      case 2:t = "ハード ディスク"; break;
      case 3:t = "ネットワーク ドライブ"; break;
      case 4: t = "CD-ROM"; break;
      case 5:t = "RAM ディスク"; break;
   }
   s = "ドライブ " + d.DriveLetter + ": - " + t;
   return(s);
}

VBScript

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Function ShowDriveType(drvpath)
   Dim fso, d, t
   Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
   Set d = fso.GetDrive(drvpath)
   Select Case d.DriveType
      Case 0: t = "不明"
      Case 1: t = "リムーバブル ディスク"
      Case 2: t = "ハード ディスク"
      Case 3: t = "ネットワーク ドライブ"
      Case 4: t = "CD-ROM"
      Case 5: t = "RAM ディスク"
   End Select
   ShowDriveType = "ドライブ " & d.DriveLetter & ": - " & t
End Function

DriveLetter

(PWS4 IIS4 IIS5)
DriveLetter — 物理ローカル ドライブまたはネットワーク共有のドライブ名を返します。値の取得のみ可能です。

構文
object.DriveLetter

パラメータ

object
Drive オブジェクトを指定します。

戻り値

ドライブ名を返します。

説明

指定したドライブにドライブ名が関連付けられていなかった場合、DriveLetter プロパティの値は長さ 0 の文字列 (“”) になります。たとえば、ドライブ名の割り当てられていないネットワークの共有などが該当します。

JScript

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function ShowDriveLetter(drvPath)
{
   var fso, d, s;
   fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
   d = fso.GetDrive(fso.GetDriveName(drvPath));
   s = "ドライブ " + d.DriveLetter.toUpperCase( ) + ": - ";
   s += d.VolumeName + "<br />";
   s += "使用可能な領域 :" + d.AvailableSpace/1024 + " KB";
   return(s);
}

VBScript

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Function ShowDriveLetter(drvPath)
   Dim fso, d, s
   Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
   Set d = fso.GetDrive(fso.GetDriveName(drvPath))
   s = "ドライブ " & d.DriveLetter & ": - "
   s = s & d.VolumeName & "<br />"
   s = s & "使用可能な領域 : " & FormatNumber(d.FreeSpace/1024, 0)
   s = s & " KB"
   ShowDriveLetter = s
End Function

AvailableSpace

(PWS4 IIS4 IIS5)
AvailableSpace — 指定されたドライブまたはネットワーク共有でユーザーが使用できるディスク容量を返します。

構文

object.AvailableSpace

パラメータ

object
Drive オブジェクトを指定します。

戻り値

ユーザーが使用できるディスク容量を返します。

説明

通常、AvailableSpace プロパティは FreeSpace プロパティと同じ値を返します。これらの 2 つの値が異なる可能性があるのは、コンピュータ システムがディスク クォータ機能をサポートしている場合だけです。

JScript

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function ShowAvailableSpace(drvPath)
{
   var fso, d, s;
   fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
   d = fso.GetDrive(fso.GetDriveName(drvPath));
   s = "ドライブ " + drvPath.toUpperCase() + " - ";
   s += d.VolumeName + "\n";
   s += "使用可能な領域 :" + d.AvailableSpace/1024 + " KB";
   return(s);
}

VBScript

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Function ShowAvailableSpace(drvPath)
   Dim fso, d, s
   Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
   Set d = fso.GetDrive(fso.GetDriveName(drvPath))
   s = "Drive " & UCase(drvPath) & " - "
   s = s & d.VolumeName   & vbCrLf
   s = s & "使用可能な領域 : " & FormatNumber(d.AvailableSpace/1024, 0)
   s = s & " KB"
   ShowAvailableSpace = s
End Function

Drive オブジェクト

ディスク ドライブまたはネットワーク共有の各種プロパティへアクセスする手段を提供します。

* AvailableSpace
* DriveLetter
* DriveType
* FileSystem
* FreeSpace
* IsReady
* Path
* RootFolder
* SerialNumber
* ShareName
* TotalSize
* VolumeName


FileAccess

FileAccessコンポーネントはファイル操作のためのオブジェクトです。テキストファイルやフォルダ、ドライブへのアクセスを可能にします。

* Drive オブジェクト
* Drives コレクション
* File オブジェクト
* Files コレクション
* FileSystemObject オブジェクト
* Folder オブジェクト
* Folders コレクション
* TextStream オブジェクト


WriteText

(PWS4 IIS4 IIS5)
WriteText — 指定したテキスト文字列を文字列型の Stream オブジェクトに書き込みます。

構文

Stream.WriteText Data, Options

パラメータ

Stream
Streamオブジェクトを指定します。
Data
書き込む文字テキストを含む文字列型 (String) の値を指定します。
Options
省略可能です。指定した文字列の終わりに行区切り文字を書き込むかどうかを StreamWriteEnum 値で指定します。

戻り値

値を返しません。

説明

指定した文字列が Stream オブジェクトに書き込まれます。このとき、各文字列間にスペースや文字は挿入されません。

現在の Position は、書き込まれたデータの次の文字に設定されます。WriteText メソッドでは、ストリーム内の残りの文字データは削除されません。これらの文字を削除する場合は、SetEOS メソッドを呼び出してください。

現在の EOS の位置を越える書き込みを行うと、Stream の Size は、新しく書き込まれた文字がすべて格納されるように拡張され、EOS は、Stream に新しく書き込まれた最後の文字に移動します。

注意 WriteText メソッドは、文字列型ストリーム (Type が adTypeText) で使用します。バイナリ型のストリーム (Type が adTypeBinary) には、Write を使用してください。


Write

(PWS4 IIS4 IIS5)
Write — バイナリ データを Stream オブジェクトに書き込みます。

構文

Stream.Write Buffer

パラメータ

Stream
Streamオブジェクトを指定します。
Buffer
書き込むバイトの配列を含むバリアント型 (Variant) の値を指定します。

戻り値

値を返しません。

説明

指定したバイトが Stream オブジェクトに書き込まれます。このとき、各バイト間にスペースは挿入されません。

現在の Position は、書き込まれたデータの次のバイトに設定されます。Write メソッドでは、ストリーム内の残りのデータは削除されません。これらのバイトを削除する場合は、SetEOS を呼び出してください。

現在の EOS の位置を越える書き込みを行うと、Stream の Size は、新しく書き込まれたバイトがすべて格納されるように拡張され、EOS は、Stream に新しく書き込まれた最後のバイトに移動します。

注意 Write メソッドは、バイナリ ストリーム (Type が adTypeBinary) で使用します。文字列型のストリーム (Type が adTypeText) には、WriteText を使用してください。


SkipLine

(PWS4 IIS4 IIS5)
SkipLine — 文字列型のストリームの読み取り時に、1 行全体をスキップします。

構文

Stream.SkipLine

パラメータ

Stream
Streamオブジェクトを指定します。

戻り値

値を返しません。

説明

次の行の区切り文字までのすべての文字 (区切り文字を含む) がスキップされます。既定では、LineSeparator は adCRLF に設定されます。

EOS を越えてスキップしようとすると、EOS が現在の位置になります。

SkipLine メソッドは、文字列型ストリーム (Type が adTypeText) で使用します。


SaveToFile

(PWS4 IIS4 IIS5)
SaveToFile — Stream オブジェクトの内容をファイルに保存します。

構文

Stream.SaveToFile FileName, SaveOptions

パラメータ

Stream
Streamオブジェクトを指定します。
FileName
Stream の内容を保存するファイルの完全修飾名を含む文字列型 (String) の値を指定します。有効なローカルの場所、または UNC 値を介してアクセスできる場所への保存が可能です。
SaveOptions
保存するファイルがまだ存在していない場合に、SaveToFile メソッドで新規ファイルを作成するかどうかを SaveOptionsEnum 値で指定します。既定値は adSaveCreateNotExists です。これらのオプションでは、指定したファイルが存在しない場合にエラーが発生するように指定できます。また、SaveToFile メソッドで既存ファイルの現在の内容を上書きするように指定することもできます。

戻り値

値を返しません。

説明

SaveToFile メソッドを使うと、Stream オブジェクトの内容をファイルにコピーできます。Stream オブジェクトの内容やプロパティは変更されません。SaveToFile メソッドを呼び出す前に、保存する Stream オブジェクトが開かれている必要があります。

このメソッドでは、Stream オブジェクトと基になるソースの関連付けは変更されません。Stream オブジェクトは、開かれたときのソースである元の URL または Record に関連付けられたままになります。

SaveToFile メソッドの操作後、ストリーム内の現在の位置 (Position) は、ストリームの先頭 (0) に設定されます。