Application_OnEnd

(PWS4 IIS4 IIS5)
Application_OnEnd — アプリケーション終了時に実行

Application_OnEnd
<処理>
End Sub

説明

Application_OnEnd イベントは、Session_OnEnd イベントの後で、アプリケーションが終了するときに発生します。Application 組み込みオブジェクトおよび Server 組み込みオブジェクトのみ利用できます。

例1.Application_OnEndの例

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<script LANGUAGE=ScriptLanguage RUNAT=Server>
Sub Application_OnEnd
. . .
End Sub
</script>

Application_OnEnd スクリプトの中で MapPath メソッドを呼び出すことはできません。

Application_OnStartイベント も参照ください。


Unlock

Unlock

(PWS4 IIS4 IIS5)
Unlock — Applicationオブジェクトのロックを解除

Application.Unlock

説明

Unlock メソッドは、Lock メソッドによってロックされた Application オブジェクトに格納されている変数を、ほかのクライアントが変更できるようにします。Unlock メソッドを明示的に呼び出さなかった場合、Web サーバーは、.asp ファイルが終了するか、またはタイムアウトになった時点で、ロックされていた Application オブジェクトのロックを解除します。

例1.Unlockの例

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<%
Application.Lock
Application("NumVisits") = Application("NumVisits") + 1
Application("datLastVisited") = Now()

Application.Unlock
%>

This application page has been visited
<%= Application("NumVisits") %>  times!

この例では、ロックされているオブジェクトを Unlock メソッドで解放し、次のクライアントが NumVisits の値をインクリメントできるようにしています。
※ アプリケーションの Lock メソッドは、累積されます。したがって、同じスクリプト内で Lock メソッドを複数回呼び出した場合は、Unlock メソッドも同じ回数だけ呼び出してアプリケーションを完全に解放する必要があります。これを行わなければ、スクリプトの実行が終了した後も、アプリケーションがロックされたままになってしまいます。

Lockメソッド も参照ください。


RemoveAll

(IIS5)
RemoveAll — Contentコレクションから項目を全て削除

Application.Content.RemoveAll

説明

Application.Contents.RemoveAll メソッドは、Application.Contents コレクションに追加された項目をすべて削除します。

例1.RemoveAllの例

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<%
Application.Contents.RemoveAll( )
%>

Removeメソッド も参照ください。


Remove

(IIS5)
Remove — Contentコレクションから項目を削除

Application.Content.Remove( name | index )
name:削除する項目の識別子です。
index:一覧から削除する項目を示すインデックス オフセットです。

説明

Contents.Remove メソッドは、入力パラメータとして文字列または整数のいずれかの値をとります。入力パラメータが文字列の場合、メソッドは Contents コレクション内で名前が文字列と一致する項目を探し、削除します。入力パラメータが整数の場合、メソッドはコレクションの最初から数えて、対応する項目を削除します。

例1.Removeの例

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<%
   Application("strFirst")=("First thing")
   Application("strSecond")=("Second thing")
   Application.Contents.Remove(strFirst)
%>

この例は、2 つの項目を Application.Contents コレクションに追加して、最初に入力した方を削除します。

RemoveAllメソッド も参照ください。


Lock

(PWS4 IIS4 IIS5)
Lock — Applicationオブジェクトをロック

Application.Lock

説明

Lock メソッドは、Application オブジェクトに格納されている変数をほかのクライアントが変更できないようにし、一度に 1 つのクライアントだけがアプリケーション変数に対する変更やアクセスを行えるようにします。Unlock メソッドを明示的に呼び出さなかった場合、サーバーは、.asp ファイルが終了するか、またはタイムアウトになった時点で、ロックされていた Application オブジェクトのロックを解除します。

例1.Lockの例

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<%
Application.Lock
Application("NumVisits") = Application("NumVisits") + 1
Application("datLastVisited") = Now()
Application.Unlock
%>

This application page has been visited
<%= Application("NumVisits") %>  times!

この例では、Lock メソッドを使用して、一度に複数のクライアントが変数 NumVisits にアクセスできないようにしています。アプリケーションをロックしなかった場合は、2 つのクライアントによって同時に変数 NumVisits の値がインクリメントされる可能性があります。

Unlockメソッド も参照ください。


Key

(PWS4 IIS4 IIS5)
Key — Contentコレクション要素名を返す

Application.Content.Key ( Item )
Item:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

Contentコレクション要素名を返します。

例1.Keyの例

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<%
  'アプリケーション変数[Key]に値をセットします。
  Application("Item") = "あいうえお"
  Application("Item2") = "あいうえお"

  For Each j In Application.Contents.Key
    Response.Write j
  Next
%>

Contentsコレクション(Applicationオブジェクト) も参照ください。


Item

(PWS4 IIS4 IIS5)
Item — Contentコレクション要素の値を返す

Application.Content.Item ( Key )
Key:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

Contentコレクション要素の値を設定します。

例1.Itemの例

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<%
  'アプリケーション変数[Key]に値をセットします。
  Application.Contents.Item("key") = "あいうえお"
  Response.Write Application("key")
%>

Contentsコレクション(Sessionオブジェクト) も参照ください。


Count

(PWS4 IIS4 IIS5)
Count — コレクション要素の数を返す

Application.Contents.Count

説明

コレクション中の要素を返します。Countプロパティは数を表示しますが、Keyプロパティではコレクションの要素名を確認することができます。 ASP3.0(IIS5.0)では、RemoveメソッドやRemoveAllメソッドを実行することで、追加した変数を削除することもできます。

例1.Countの例

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 <%
'アプリケーション変数をセットします。
For i = 0 to 3
  Application("item" & i ) = "あいうえお"
Next
'コレクション要素の数を表示します。
Response.,Write Application.Contents.Count
%>

Remove,RemoveAllも参照ください。


StaticObjects

(PWS4 IIS4 IIS5)
StaticObjects — Applicationオブジェクトを保持

Application.StaticObjects ( Key )
Key:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

StaticObjects コレクションには、Application オブジェクトのスコープ内で タグを使用して作成されたすべてのオブジェクトが含まれます。StaticObjects コレクションを使用すると、オブジェクトの特定のプロパティの値を調べたり、コレクションに対して繰り返し処理を行って、すべての静的オブジェクトのプロパティを取得したりすることができます。

例1.StaticObjectsの例

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 <%
  Dim strKey

  For Each strKey In Application.StaticObjects
    Response.Write strKey & " = <i>(object)</i><br />"
  Next
%>

ループ制御構造を使用すると、StaticObjects コレクションのすべての要素を対象として繰り返し処理を行うことができます。


Contents

(PWS4 IIS4 IIS5)
Contents — アプリケーションレベルの変数とオブジェクトを保持

Application.Contents ( Key )
Key:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

Application.Contentsはスクリプトによってアプリケーションに追加されたアプリケーションレベルの変数とオブジェクトを保持します。
Contents コレクションを使用すると、アプリケーションスコープが与えられている項目の一覧を取得したり、特定の項目を操作の対象に指定したりすることができます。また、Remove メソッドと RemoveAll メソッドを使用して、コレクションから項目を削除することもできます。

例1.Contentsの例

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<%
'アプリケーション変数[Key]に値をセットします。
Application.Contents.Item("Key") = "あいうえお"
'値を表示します。
Response.Write "<p>" & Application.Contents(1) & "</p>"
Response.Write "<p>" & Application.Contents("Key") & "</p>"
Response.Write "<p>" & Application.Contents.Item("key") & "</p>"
Response.Write "<p>" & Application("Key") & "</p>"
%>

Contentsコレクション(Sessionオブジェクト) およびRemove,RemoveAllも参照ください。