Item

(PWS4 IIS4 IIS5)
Item — Contentコレクション要素の値を返す

Application.Content.Item ( Key )
Key:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

Contentコレクション要素の値を設定します。

例1.Itemの例

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<%
  'アプリケーション変数[Key]に値をセットします。
  Application.Contents.Item("key") = "あいうえお"
  Response.Write Application("key")
%>

Contentsコレクション(Sessionオブジェクト) も参照ください。


Count

(PWS4 IIS4 IIS5)
Count — コレクション要素の数を返す

Application.Contents.Count

説明

コレクション中の要素を返します。Countプロパティは数を表示しますが、Keyプロパティではコレクションの要素名を確認することができます。 ASP3.0(IIS5.0)では、RemoveメソッドやRemoveAllメソッドを実行することで、追加した変数を削除することもできます。

例1.Countの例

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 <%
'アプリケーション変数をセットします。
For i = 0 to 3
  Application("item" & i ) = "あいうえお"
Next
'コレクション要素の数を表示します。
Response.,Write Application.Contents.Count
%>

Remove,RemoveAllも参照ください。


StaticObjects

(PWS4 IIS4 IIS5)
StaticObjects — Applicationオブジェクトを保持

Application.StaticObjects ( Key )
Key:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

StaticObjects コレクションには、Application オブジェクトのスコープ内で タグを使用して作成されたすべてのオブジェクトが含まれます。StaticObjects コレクションを使用すると、オブジェクトの特定のプロパティの値を調べたり、コレクションに対して繰り返し処理を行って、すべての静的オブジェクトのプロパティを取得したりすることができます。

例1.StaticObjectsの例

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 <%
  Dim strKey

  For Each strKey In Application.StaticObjects
    Response.Write strKey & " = <i>(object)</i><br />"
  Next
%>

ループ制御構造を使用すると、StaticObjects コレクションのすべての要素を対象として繰り返し処理を行うことができます。


Contents

(PWS4 IIS4 IIS5)
Contents — アプリケーションレベルの変数とオブジェクトを保持

Application.Contents ( Key )
Key:変数名/インデックス(取得する項目の名前を指定します。)

説明

Application.Contentsはスクリプトによってアプリケーションに追加されたアプリケーションレベルの変数とオブジェクトを保持します。
Contents コレクションを使用すると、アプリケーションスコープが与えられている項目の一覧を取得したり、特定の項目を操作の対象に指定したりすることができます。また、Remove メソッドと RemoveAll メソッドを使用して、コレクションから項目を削除することもできます。

例1.Contentsの例

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<%
'アプリケーション変数[Key]に値をセットします。
Application.Contents.Item("Key") = "あいうえお"
'値を表示します。
Response.Write "<p>" & Application.Contents(1) & "</p>"
Response.Write "<p>" & Application.Contents("Key") & "</p>"
Response.Write "<p>" & Application.Contents.Item("key") & "</p>"
Response.Write "<p>" & Application("Key") & "</p>"
%>

Contentsコレクション(Sessionオブジェクト) およびRemove,RemoveAllも参照ください。


Applicationオブジェクト

Applicationオブジェクトはアプリケーション内での情報共有を可能にします。ASPでは仮想ディレクトリ内のファイルやフォルダを全てをアプリケーションとして扱います。この仮想ディレクトリ内のページでは、変数やオブジェクトを定義して全てのページで共有することができます。例えばアクセスカウンタの値を変数にセットしてアプリケーション内で加算、参照することができます。

* Contents
* StaticObjects
* Count
* Item
* Key
* Lock
* Remove
* RemoveAll
* Unlock
* Application_OnEnd
* Application_OnStart


関数一覧

ASPで使用できるオブジェクト及び関数の一覧です。

ASP組み込みオブジェクト

ASP組み込みオブジェクトとはASPにあらかじめ組み込まれているオブジェクトです。追加コンポーネントをインストールすることなくオブジェクトにアクセスしてスクリプトにさまざまな機能を組み込むことができます。IIS5.0で動作している ASP3.0では7つのオブジェクトが組み込まれています。

* Applicationオブジェクト
* ASPErrorオブジェクト
* ObjectContextオブジェクト
* Requestオブジェクト
* Responseオブジェクト
* Serverオブジェクト
* Sessionオブジェクト

ADO

ADO を使用すると、OLE DB プロバイダを通してデータベースサーバー上のデータへのアクセスと操作を行うための、クライアントアプリケーションを作成することができます。ADO の主な利点は、使用が簡単で、高速に動作し、メモリのオーバーヘッドが小さく、ディスクの使用量が少ないことです。ADO では、クライアント/サーバー アプリケーションおよび Web ベース アプリケーションを構築するための重要な機能がサポートされています。

* Commandオブジェクト
* Connectionオブジェクト
* Errorオブジェクト
* Errorコレクション
* Fieldオブジェクト
* Fieldsコレクション
* Parameterオブジェクト
* Parametersコレクション
* Propertyオブジェクト
* Propertiesオブジェクト
* Recordオブジェクト
* Recordsetオブジェクト
* Streamオブジェクト

FileAccess

FileAccessコンポーネントはファイル操作のためのオブジェクトです。テキストファイルやフォルダ、ドライブへのアクセスを可能にします。

* Drive オブジェクト
* Drives コレクション
* File オブジェクト
* Files コレクション
* FileSystemObject オブジェクト
* Folder オブジェクト
* Folders コレクション
* TextStream オブジェクト

Other

その他のコンポーネントについて説明します。

* AdRotator コンポーネント
* Content Rotator コンポーネント
* Counters コンポーネント
* Page Counter コンポーネント


ユーザー定義関数

 プログラムを作成していくと、何度も同じ記述をすることがあります。
このような時はユーザー定義関数として1つの処理にまとめるとソースが解析しやすくなり、修正も簡単に行えるようになります。
ここではSubプロシージャとFunctionプロシージャを使ったサンプルを紹介します。


条件分岐

 プログラムのポイントとして、ある条件を満たす場合の処理と満たさない場合の処理を切り分けていくことがあります。
ASPでのIF文の記述方法を説明します。


繰り返し

 処理の繰り返しは処理分岐と共に、プログラムを作成するときに何度も用いる重要な記述です。


Hello world!

まず最初は、文字列を出力するだけの簡単なサンプルから見ていきましょう。